2025年4月、川崎市で白骨化遺体となって発見された岡崎彩咲陽(おかざき・あさひ)さんの事件。
元交際相手の家から遺体が見つかるという衝撃の展開でしたが、もっと衝撃だったのは「彼女が警察に9回もストーカー被害を訴えていた」という事実です。
それでも神奈川県警は「事件性なし」と判断し、十分な対応をしませんでした。
この事件をきっかけに、ネット上では「また神奈川県警か」「無能すぎる」と怒りの声があふれています。
なぜ、神奈川県警はここまで信頼を失ってしまったのでしょうか?
過去の不祥事を振り返りつつ、今回の事件から見える“組織の問題点”を掘り下げていきます。
神奈川県警が無能と言われる理由
「また神奈川県警」がトレンドに
2025年4月、川崎市で起きた岡崎彩咲陽さんの事件。白骨化した遺体が元交際相手の自宅から見つかったことで、世間に衝撃が走りました。
驚くべきは、岡崎さんがストーカー被害を9回も神奈川県警に訴えていたという事実。
それにもかかわらず、警察は「事件性なし」と判断し、十分な対応を行わなかったのです。
この一件をきっかけに、SNSでは「また神奈川県警か」「無能すぎる」といった言葉がトレンド入り。
「#また神奈川県警」というハッシュタグまで生まれ、多くの人が警察の対応に疑問を抱きました。
人手不足の影響もある?
こうした対応の遅れや判断ミスの背景には、人手不足や教育不足があるとの指摘もあります。
神奈川県は人口が多く、通報件数や事件の発生率も全国トップクラス。しかし、それに見合った人員や訓練体制が整っていないのではないかと懸念されています。
警察官のなり手が減り、採用のハードルが下がったことで、経験や倫理観に欠ける人材が増えているとの声もあります。
これが現場の判断ミスや被害者軽視といった「無能さ」につながっているのではないでしょうか。
神奈川県警が過去に起こしてきた不祥事
坂本弁護士一家殺害事件(1989年)
オウム真理教による重大事件。被害者一家が失踪した際、神奈川県警は「夜逃げの可能性もある」として、まともに捜査を行いませんでした。
後に遺体が見つかり、教団が犯行を認めたことで、「対応の甘さ」が世間の怒りを買いました。
覚醒剤使用を隠した事件(1999年)
現職の警察官が覚醒剤を使用していたにもかかわらず、県警は組織ぐるみで隠ぺい。
内部からのリークで事件が発覚しましたが、これにより神奈川県警の**「隠ぺい体質」**が強く疑われるようになりました。
逗子ストーカー殺人事件(2011年)
被害者女性がストーカー被害を警察に訴えていたにもかかわらず、神奈川県警は加害者に被害者の新しい名字と住所を漏らすという致命的なミスを犯しました。
その結果、加害者による殺害事件に発展。警察の対応が命取りになった最悪の例です。
岡崎彩咲陽さん事件から考えられること
岡崎彩咲陽さんは、9回も警察に相談し、窓ガラスを割られるなどの被害にも遭っていたのに、「事件性なし」と判断され、十分な保護もなされませんでした。
ご家族は警察が動かない中、自力でSNSを駆使し、犯人に接触。証拠を集め、世間に助けを求めました。そしてようやく警察が動いた頃には、すでに彼女は命を落としていたのです。
この事件は、「被害者がどれだけ必死に訴えても、警察が動かなければ救えない」という残酷な現実を私たちに突きつけました。
まとめ
神奈川県警が「無能」と言われる理由は、以下のように明確です。
- 過去から現在まで繰り返される重大な判断ミスと不祥事
- 被害者のSOSを軽視する対応の遅れ
- 不祥事の隠ぺいや説明不足という体質的な問題
- 人手不足や教育の質の低下による現場力の低下
岡崎彩咲陽さんの事件は、警察がしっかり動いていれば救えた命だったかもしれません。
神奈川県警には、被害者の声を真剣に受け止め、再発防止に本気で取り組む姿勢が求められています。
「また神奈川県警か」と言わせないために、今こそ組織の根本から変革する時です。
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