2024年6月、東京・大手町の高級ホテル「アマン東京」で起きた薬物事件が、想像を超える異常な実態を伴って波紋を広げています。
不動産投資会社「レーサム」の創業者・田中剛容疑者（60）と、同席していた奥本美穂容疑者（32）が逮捕されたこの事件。
その発端は、現場にいた女子大学生が訴えた「性被害」でした。
さらに浮かび上がったのは、田中容疑者が若い女性に薬物を強要し、「薬物入りクリーム」による性的加害を行っていたという衝撃の告発。
被害者とされる女子大生の名前は“小西木菜”――いったいホテルの一室で何が起きていたのか。異様なパーティーの実態とともに事件の核心に迫ります。
田中剛のキメセク相手は女子大生？
2024年6月24日、東京・大手町の高級ホテル「アマン東京」で行われた“異様なパーティー”。
そこに同席していたのは、不動産投資会社「レーサム」の創業者・田中剛容疑者（当時60歳）と、若い女性2名だった。
1人は、田中の“常連”として知られる奥本美穂容疑者（32歳）。そしてもう1人は、東京科学大学に在籍する女子大学生だった小西木菜容疑者（21歳）だ。
小西容疑者は当初、性被害の被害者として浮上し、のちに田中との薬物共同所持容疑で逮捕されるという異例の展開をたどった。
小西容疑者の証言によれば、田中からの“高額案件”としてホテルに呼び出された際、「女性同士の演出をするだけ」と説明されていたという。
初回の謝礼は驚きの300万円。
だが、現場では薬物の使用と性的な強要があり、明らかに事前説明とは異なる状況が展開されていたという。
名前は小西木菜？
この女子大学生の名前は、小西木菜（こにし・きな）容疑者。
東京科学大学に在籍していたが、田中剛容疑者との接点を持ったことで、人生が一変することとなった。
小西容疑者は当初、港区界隈で“高額案件パパ”として有名な田中容疑者の“接待”に応じる形でホテルに出入りしていた。
しかし6月24日の事件を機に、流れが一変する。
ホテルでの行為を巡って心的外傷後ストレス障害（PTSD）を発症し、8月には不同意性交等致傷罪で田中を告訴。
ところが、今年5月には彼女自身も薬物所持の容疑で逮捕され、事件の構図はさらに複雑化している。
【衝撃】薬物強要と薬物クリーム
事件の核心は、田中容疑者が小西容疑者に対して行ったとされる薬物と性の“強要”にある。
小西容疑者は「マリファナを無理やり吸わされた」「薬物を混ぜたクリームを性器に塗られ、指を挿入された」と証言している。
しかも、この一部始終が動画や写真に記録されていたともされ、田中容疑者が白い粉を取り扱っている場面、女性たちに性的ポーズを指示している様子が残されていたという。
田中容疑者は、女性に演技をさせる“演出家”のような振る舞いをし、従属させる構図を築いていたと見られる。
あるアテンダー関係者は「まるで自主映画の監督のようだった」と証言しており、薬物と金銭、そして性的支配が入り混じった“闇の世界”が垣間見える。
まとめ
田中剛容疑者による違法薬物と性的加害を巡る一連の事件は、氷山の一角に過ぎないのかもしれない。
小西木菜容疑者が語る“薬物クリーム”の実態や、港区界隈で広がる“高額案件”の裏側は、日本社会が抱える性と権力、そして金銭の歪んだ構造を映し出している。
被害者とされた人物が加害者としても立件されるという構図は、今後の捜査や裁判で明らかになる真実によって、さらに世間に衝撃を与えることになりそうだ。
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