「息子が会社のお金をなくした」といった嘘の電話で高齢女性から現金をだまし取る。
そんな悪質な手口を用いた詐欺グループの存在が明らかになりました。
注目すべきは、彼らが活動拠点として利用していたのが「民泊施設」であるという点です。
では、この民泊詐欺の犯人は一体誰なのでしょうか?
本記事では、事件の概要から犯人の情報、そしてなぜ“民泊”が詐欺のアジトに使われたのかまで詳しく解説します。
民泊詐欺の事件概要
彼らは「かけ子」として詐欺の電話を担当しており、少なくとも7つの都府県・14か所の民泊施設を拠点にして活動していたと見られています。
各施設には約1週間ずつ滞在し、拠点を転々と変えることで警察の追跡を逃れていたようです。
民泊詐欺事件の犯人の名前は?
今回逮捕されたのは、以下の3人です。
- 石島魁人(いしじま かいと)容疑者(25)
- 青木勇太(あおき ゆうた)容疑者(28)
- 山本裕也(やまもと ゆうや)容疑者(31)
いずれも職業不詳・住所不定で、特殊詐欺グループの「かけ子」として活動していたとされています。
顔画像は公開されている?
2025年5月時点で、報道機関からこれら3名の顔画像は一部メディアで報道されている可能性がありますが、完全には公開されていないようです。
今後、捜査が進展するにつれて公開される可能性もあります。
石島魁人容疑者(25)の顔画像

青木勇太容疑者(28)

民泊を詐欺のアジトに選ぶ理由
このグループが民泊を利用していた理由は大きく3つあります。
- 身元確認が甘い施設が多い
民泊はホテルと異なり、チェックインの際に厳密な本人確認が行われない場合もあり、身元を隠しやすいという特徴があります。 - 短期滞在が可能
1週間程度の短期滞在でも契約できるため、すぐに別の場所へ移動でき、警察の追跡をかわしやすいのです。 - 拠点としての利便性
キッチンやWi-Fiなどが整備されており、長時間の滞在や詐欺電話のオペレーションにも適しています。
また、犯人たちが使用していたスマートフォンの発信番号にはアメリカやカナダの国番号が表示されていたという報告もあり、海外ルートを悪用していた疑いも浮上しています。
まとめ
民泊施設をアジトにし、高齢者を狙った詐欺を繰り返していた3人の男たち。
石島魁人容疑者、青木勇太容疑者、山本裕也容疑者。
彼らの手口は巧妙で、捜査をかいくぐるために全国の民泊施設を転々と移動していたことが明らかになっています。
警視庁は現在、押収したスマートフォン15台以上を解析し、グループの全容解明を進めているとのこと。
被害の拡大を防ぐためにも、引き続き捜査の動向に注目が必要です。
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