2024年5月18日、三重県の新名神高速道路で衝撃的な逆走事故が発生しました。
この事故では、逆走した乗用車を避けようとした車両が次々に巻き込まれ、複数の負傷者が出るという深刻な事態となりました。
犯人は一体誰なのか?逆走の原因や車種、そして事故の詳細について解説していきます。
新名神高速道路の事件概要
事件が発生したのは、2024年5月18日午前11時ごろ。場所は三重県亀山市の新名神高速道路下り線でした。
1台の乗用車が高速道路を逆走。

これを避けようとした車両が停車や減速を余儀なくされ、後続車が追突するなどして、計4人の女性が軽傷を負いました。
さらに、逆走車は少なくとも2台の車と接触したにもかかわらず、そのまま逃走。
警察は道路交通法違反(事故不申告)の疑いで捜査を開始し、翌19日に容疑者を特定・逮捕しました。
新名神を逆走した犯人の名前は?
逮捕されたのは、滋賀県長浜市小堀町在住の会社員、ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)。
ペルー国籍で、群馬ナンバーの車両を運転していたとされています。
警察の取り調べに対して、容疑者は逆走したこと自体は認めているものの、「1台にしかぶつかっていない」と、一部容疑を否認しているとのことです。
また、目撃情報などから、容疑者の車に同乗者がいた可能性も浮上しており、警察は詳しい事情を調べています。
逆走者の車種は青色のフィット
事件後、津市にある三重県警察本部高速道路交通警察隊の敷地には、逆走車とみられる青色のフィットがけん引されてきました。
車の左前方には衝突による傷跡が確認されており、逆走中に何らかの物体や他の車両に接触した形跡がはっきりと残されています。
この車両は群馬ナンバーで、19日に警察によって押収されたものです。
目撃証言や防犯カメラの映像などをもとに、事故当時の走行経路や逆走の開始地点などが詳しく調査されています。
なお、容疑者は滋賀県内の鈴鹿トンネル西側でUターンをして逆走を始めたと見られており、その後約10キロにわたり逆走を続け、鈴鹿パーキングエリアに入ったとされています。
まとめ
- 新名神で逆走した犯人は、ペルー国籍会社員、ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)。
- 事件は、2024年5月18日午前11時ごろに三重県亀山市で発生。
- 逆走車は青色のホンダ・フィットとみられ、左前方に衝突痕あり。
- 接触後逃走し、最大10キロ逆走。鈴鹿PAで停止。
- 警察は逆走や逃走の動機、同乗者の有無を含めて捜査中。
高速道路での逆走は命に関わる極めて危険な行為です。
今回の事件が改めてその危険性を世に示す形となりました。
再発防止のためにも、警察の徹底的な捜査と再発防止策の強化が求められます。
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