人気俳優の志尊淳さんが、2021年に公表した病歴が大きな話題を呼びました。
それは、急性心筋炎という命に関わる重篤な病気。
彼の健康的で明るいイメージとのギャップに、多くのファンが衝撃を受けました。
突然の体調不良から入院、ICUでの緊急治療、そして壮絶な闘病生活。
そこには、死の危険すら伴う闘いがあったのです。
本記事では、志尊淳さんが経験した急性心筋炎の症状や経過、闘病生活、そして回復後の変化までを詳しくご紹介します。
志尊淳の病歴は?急性心筋炎の症状

2021年3月、志尊淳さんは体調不良を訴え、病院を受診しました。
当初は「風邪かな」と自己判断していたそうですが、次第に倦怠感・動悸・息苦しさといった症状が悪化していきました。
そして再度病院を訪れた際には、医師から「よく一人で歩いて来れましたね」と驚かれるほどの重症状態だったといいます。
診断された病名は、急性心筋炎および心膜炎。
これは心臓の筋肉が炎症を起こし、最悪の場合、心不全や突然死を招く可能性のある危険な病気です。
ICU(集中治療室)での緊急治療

診断後、志尊さんは即座にICU(集中治療室)へと移されました。
そこではカテーテル検査や心臓の生検など、多くの精密検査が行われ、病状の深刻さが明らかになります。
入院中はほとんど食事が摂れず、寝たきりの生活を余儀なくされました。
その結果、体重は一気に10kg以上減少したと本人が語っています。
生死の境をさまようような日々を送る中で、少しずつ快方に向かっていったのです。
志尊淳の病歴は死の可能性があった?
志尊淳さんは、医師から「何十%かの確率で突然心臓が止まる可能性がある」と告げられたそうです。
この一言は、彼の価値観や人生観を根本から変えることになりました。
「トイレに一人で行けたとき、本当にうれしかった」
そんなささやかな出来事にも、生きていることの喜びを強く感じたといいます。
死を身近に感じた経験は、志尊さんにとって非常に大きな精神的インパクトとなりました。
急性心筋炎からの回復状況は?
約1か月の入院生活を経て、志尊さんは無事に退院しました。
その後はしばらく療養を続けながらも、徐々に芸能活動を再開。
現在では仕事に完全復帰しており、ドラマや映画、舞台などで活躍を続けています。
とはいえ、「再来年まで生きているか分からない」と語るように、今もなお健康への警戒心や命の重みを常に意識している様子が見受けられます。
まとめ
志尊淳さんが経験した急性心筋炎は、命に関わる非常に深刻な病気でした。
ICUでの治療、急激な体重減少、医師からの厳しい宣告――そのすべてが、彼の人生を大きく変える出来事だったのです。
この闘病経験を通して、志尊さんは「生きていることのありがたさ」や「人生を楽しむことの大切さ」に気づきました。
仕事への取り組み方やプライベートの価値観も変化し、今では与えられた人生を全力で生きる姿勢が、多くの人に勇気と感動を与えています。
今後の志尊淳さんのさらなる活躍に注目です。
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